ディープシークショック』とエヌビディア

さて、今週は『ディープシークショック』に絡んだエヌビディア社株の空売りなどが市場を騒がせ、FOMCニュースが霞むほどでしたネ。

2025年最初のFOMC28日と29日で開催され、金利据え置きが決まりました(https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/27M3LG5EQJMWLHR42WRWE5TICA-2025-01-29/)。

先日のトランプ氏の『利下げしろ』発言や、『パウエル氏よりも(金利に)詳しい』発言を意に介さない決定はさすがだと思いました。FRBはきちんとFRBの仕事をまっとうするという強固な姿勢は、パウウェル議長の任期終了後(20265月)も継続してほしいと思っておりますが、FOMCの金利据え置きニュース(https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/27M3LG5EQJMWLHR42WRWE5TICA-2025-01-29/)も霞むほどの『ディープシークショック』とは何だったのでしょうか?

https://diamond.jp/zai/articles/-/1045137

ダイアモンド·オンライン記事

が、わかりやすくまとめてありましたが、要約すると、中国で開発された『R1』という低コストのAIモデルが発表されたことで、IT市場での価格競争が起こるのではという懸念のみならず、AI需要の影響が電力供給にまで波及するのではという懸念が発生し、日経平均ハイテク企業やIT系企業などが多いナスダックなどが特に影響を受けたという内容です。

今年は米中の貿易摩擦が激化しそうだなとは誰もが思っていたと思いますが、これで両国のIT競争にも拍車がかかる事になりそうですね。。。

そして、これに起因した空売り騒動も、今週は注目を集めました(https://diamond.jp/articles/-/358348)。

エヌビア社(https://www.nvidia.com/ja-jp/)は、カリフォルニア本社の半導体メーカーで、GPU開発を通じて、ゲーム、人工知能、自動運転など、多岐に渡って躍動している会社ですが、空売り騒動は今回だけではありません。

https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/CNAYCFV7YVODBDUDWFGKCGBBLA-2025-01-28/

2025年の空売り騒動

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-25/SFN751T0AFB400

20246月の空売り騒動

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-23/S9BFA8T1UM0W00

20242月の空売り騒動

やはり、急成長の会社が狙われやすいのでしょうか。

ともあれ、トランプイヤースターと共に、米中の経済トップ争いがどのように世界に影響していくかも含めて、この4年は、早くも荒れ模様の様相になってきていますね。

素敵な週末をお祈り致しております。

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